2005年よりフリーのスタイリストとして活動開始。エディトリアルを始めアーティスト、広告、CMなどジャンルを問わず活躍中。衣装デザイン、エディトリアルディレクション、空間プロデュースなど多方面の活動も行なっている。2017年ラッキースター所属。 著書：REBONbon（祥伝社）KAWAII図鑑（文化出版）

ファッション雑誌、書籍、広告、音楽（CD・PV）から、タレントやファッションショーに至るまで、様々な媒体からスタイリングのオファーがくる、人気スタイリストである。元気な笑顔と"ミキティ"の愛称で、仕事仲間からは絶大な支持を得ている。スタイリングで心掛けていることを聞くと「色使いは特徴的だと思います。雑誌ならば、私のページを見て元気になったり、切り抜いて貼っておきたくなるようなパンチのあるページを作りたい。ちょっと笑ってもらえるような世界観も好きです」。また、意外にもスタイリングは小物から入ることが多いそう。リサーチもまずは小物というのもおもしろい。
幼い頃から、ファッションへの道を決意！「ヴィヴィアン・ウエストウッドのショーをテレビで見て、デザイナーになろう！と思った。中学卒業後には文化へ入学したかったのですが、それはできないのでまずは地元の高校へ。高校時代は、バンドの衣装を独学で作ったり、ファッションショーを開催したりしました」。そのとき、ショーに足りないものを集めていると、自然にスタイリストの方が、自分に向いていると気が付いたそう。そこで迷うことなく、文化のスタイリスト科へ入学。文化時代はショーのフィッターを手伝う課外授業で担当者に仕事ぶりを気に入られ、ショースタイリストのアルバイトをスタート。そのうち音楽関係のスタイリング、ショー、雑誌へと活動の幅が広がっていった。「師匠から言われた言葉、"どんな仕事でも、これが最後でもいいという気持ちで仕事をしなさい"ということを一生のテーマとして、日々がんばっています」。