City

东京

Specialty

ファセッタズムのアイテム,ベーシックである同時に現代的テイストを加えるデザイン

Introduction

1977年生まれ、東京都出身のデザイナーである。文化服装学院卒業後、テキスタイル会社などを経て2007年に、自身のブランドであるファセッタズムを設立した。ブランド名のファセッタズムは造語で、フランス語でダイヤモンドなどの切り子を意味している単語facetを軸にして、様々な見え方、顔、という意味合いが込められている。ファセッタズムは2007年S/Sより、東京コレクションにおいて展覧会形式で作品を発表した。

ファセッタズムのアイテムは、ほぼすべてがオリジナルで、トレンドや人気に流されることなく、自分たちが使用したいと思えるものだけを取り入れている。
パターンはベーシックでありながらデザイナーのひと手間が加味されそこに現代的なテイストが組み込まれているのが特徴である。
ファセッタズムのデザインは落合宏理自身が10代の頃を過ごした東京で当時ファッションの主流となっていた裏原系と、モードを上手く融合させており、そこに現代の若者が強く惹きつけられている。

2012年の春秋コレクションでランウエィデビューした落合宏理は、同じ年にイタリアで開催された展示会PITTI IMMAGINE UOMOのTOKYO FASHION WEEK ITALYに参加した。
2013年には第31回毎日ファッション大賞において新人賞・資生堂奨励賞を受賞し、翌2014年、TOKYO FAHION AWARDを受賞した。
2015年には原宿にファセッタズムの直営店をオープンさせた。この店舗は一階がショップ、二階はプレスルームになっており、服を販売するのみでなくさまざまなイベントを行い原宿のカルチャーを盛り上げる拠点になっている。
また、同年ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)の支援を受けて、ミラノで初めてのショーを開催した。これは、アジアン人デザイナーでは初めての快挙である。
2016年には第3回LVMH Young Fashion Designers Prizeの最終選考に日本人として初めて選ばれ、同年リオオリンピック閉会式において披露された東京パフォーマンスの衣装を担当し、世界からも注目を集めるようになった。
「いびつなものではなく、本当に美しいものを造りたいです。心ふるわせ、楽しいと感じてもらえるものつくりを目指す。」と語る落合宏理は、常に新しいものに挑戦し続けている。

落合宏理
落合宏理
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